既婚者に比べて独身者は圧倒的に自由である。どんな生活を送ったとしてもそれは全て自己責任であるからだ。自分でライフスタイルや仕事のペースを決定できるので、自分らしい暮らしを実現できる。
しかし、だからといってすべての独身者が気ままに楽をして働いているかといえばそうではない。仕事に関しても、独身のうちにどれだけ仕事頑張って成果を出すかによって、その先が大きく変わってくるからだ。独身のうちに仕事である程度の結果を出しておかなければ、キャリアの構築は難しくなる。もしも結婚後も働きたいと考えている場合は、独身時代にどれだけ頑張っておくかが鍵になるといっても過言ではないだろう。
なぜなら、結婚をすると仕事以外にも家庭を守るという大きな使命ができるからだ。家庭ができると仕事ばかりに集中することはできなくなる。男性は夫や父親として、女性は妻や母親としての使命を担うことになるので、時間の全てを仕事やプライベートに費やすことは不可能になる。
だが、仕事においては独身時代にキャリアを積み、ある程度の地位を得ていると、仕事と家庭のバランスを取りやすくなる。管理職にあれば収入も安定するので、家族を安心して養っていけるだろう。
独身だから自由であり、サボったりしてもいいやという考えではなく、今後のために独身の時期に努力して結果を残すという意識で働くことは、将来に大きく影響するのだ。今は独身であっても、将来は家庭を持ちたいと思うのであれば、ぜひ自由のきくうちに自分のキャリアを存分に磨いてほしい。